
スマホの着信を別のスマホで知る方法
スマートフォン(携帯電話)を2台持っている方。あるスマホにかかってきた電話を、もう一方のスマホで知りたいということはありませんか。ここでは、着信をもう一方のスマホで知る方法を3つ紹介します。自分のスタイルにあった方法を見つけ、スマートフォンを使いこなしましょう。
着信転送
サービス連携(IFTTT)
通知転送(Poppo)
サービス連携(IFTTT)
通知転送(Poppo)
着信転送
着信転送とは電話がかかってきた時に予め登録しておいた別の電話に転送するサービスです。 お手持ちのスマホが2台とも音声回線に加入してる方なら、着信を転送するのが一番シンプルでしょう。
固定電話の時代「ボイスワープ」というものがありました。携帯電話でも各キャリアごとに着信転送のサービスを提供しています。 また転送元のキャリアによって着信転送の利用方法が変わりますので、詳しくは次の各ページをご確認ください。
このサービス自体は無料ですが、着信転送時の通話料は負担となりますので注意が必要です。

IFTTT(イフト)
IFTTT はサービス同士を連携するサービスです。この連携を使うことで、具体的には、あるスマホにきた着信がきたら特定のメールを送信する。あるいはメールのかわりに SMS を送る。など、拡張性の高さがウリです。
連携させるための設定(レシピ)はある程度の理解度が必要ですが、予め多くのレシピが用意されていますし情報も多いので、自分で調べることが億劫でないかたは是非チャレンジすると良いでしょう。

Poppo(ポッポ)
Poppo は スマホの通知を転送するサービスです。これを利用し、あるスマホの着信通知をすべて別のスマホに転送することで、着信を知ることができます。 費用をあまりかけたくない。シンプルに着信を知りたいという方に向いているでしょう。

最後に違いを比較表にしてみました。選ぶポイントは2点。
- 「拡張性の高さ」と「利用しやすさ」
Poppo は通知を転送するという利用のしやすさがある反面、通知以外のものを転送するということはできません。逆もいえますが IFTTT は拡張性が高い分、利用するためにある程度の知識が必要となるでしょう。 - 「料金」と「リアルタイム性」
2020年10月 IFTTT も有料化を開始しました。何かしらデータを転送する以上、費用は発生します。データの品質やリアルタイム、それと料金のトレードというところでしょうか。無料であれば多少通知のラグは致し方ないというかは Poppo がよいでしょう。
着信転送 | IFTTT | Poppo | |
---|---|---|---|
導入 | 〇 | △ | 〇 |
転送対象 | 着信 | カスタマイズ可能 | 通知 |
無料プラン | - | 〇 | 〇 |
有料価格 | 転送の通話料 | 約1000円 | - |
転送のラグ | ほぼ即時 | 数秒~数十秒程度 | ほぼ即時 |